ノースポールの育て方、性質、冬のガーデニングといえばこの花

ノースポールギク
別名、カンシロギク(寒白菊、学名: Leucanthemum paludosum)

キク科フランスギク属

半耐寒性

多年草

高温多湿に極端に弱いため、日本では一年草として扱われています。

ノースポール
花色は白のみです。

形態・生態

草丈は15cm-25cmほど。矮性でよく分枝します。

まだ寒い12月ごろから翌年6月までの長期間、マーガレットによく似た白い花を付けます。芯の管状花は黄色。

分布

原産地はアフリカのアルジェリア周辺ないしはヨーロッパ。地中海沿岸に広く分布。日本へは1960年代に入って輸入されました。

性質

比較的強健で、こぼれ種でもよく増え、雑草混じりの場所などでもよく育ちます。しかし、市販品のタネから育てるときは、タネの数が少ないので、浅鉢にまき、覆土しないか、タネが隠れる程度に覆土して、鉢底から吸水させましょう。蒔き時は東京付近で9月中旬から10月上旬、日のよく当たる場所を好み、乾き気味に管理します。過湿は根腐れの原因となります。日本では6月頃までよく咲きます。

肥料

開花期間中、月に2~3回程度、追肥します。肥料は少なめでも育ちます。肥料が足りなくなると、葉が黄色くなったりすることがあります。

病害虫

葉がいつまでも乾かないと、灰色かび病や立ち枯れ病になることがあります。特に冬場の水やりは午前中に行って、夜まで葉が濡れていない状態にするとよいでしょう。暖かくなり、苗が弱り気味になると、アブラムシがつくことがあります。

ノースポールの育て方

ノースポール
菊の花らしく、トゲのあるような葉模様です。

選び方

背丈の大きいものが良い苗とは限りません。きちんと全体を見て、また細かな部分も見てから苗を手に取りましょう。一目で良い苗かわかるのは葉の色です。緑の濃いものは成長の見込みがあるので手に取って間違いありません。また、土にほど近い部分まで葉が成長してるとより良いでしょう。花が付いていてもまたすぐに別の場所から花が咲いてくるので問題はありません。

種まき

ノースポールの発芽適温は、15度~20度です。9月の後半以降が最も発芽率がよいでしょう。残暑が厳しいと、管理の過程でうまくいかないことがあります。プランターを用意し10cmほどの等間隔で種を蒔いて、発芽し葉の成長も安定した時に植え替えを行います。

植え付け

植え付けは秋の気候が安定しているうちに行います。霜が降りだしてからの地植えは、植え付けたとたんに根がやられてしまう可能性があります。ノースポールは鉢植えでも地植えでも栽培可能です。寒さに弱くありませんが、雪の酷い場所では室内で育てるのが良いでしょう。植え付けする時は茎の根元まで土をかけてください。

剪定・切り戻し

秋から植え付けたノースポールは、3月~4月ごろに生長が盛んになり、葉が茂ってきます。その時点で、全体の1/3~1/2で切り戻しをすると、切った部分から分枝して、脇芽がでてくるので、きれいな花姿になり、花芽もたくさんできます。

植え替え・鉢替え

ノースポールは、1年草のため、植え替えの必要はありません。

ノースポール
群生している様子が美しいですね。

収穫

ノースポールの種が採取できるのは花が咲き終わってから。咲き終わりはそれぞれに寄りますが、正しく育てれば5月頃に花の見ごろは終わります。その後に花が枯れ同じ場所から種が出来るので採取します。花が枯れた1か月前後が目安と覚えておくと良いでしょう。

増やし方


種で増やします。きれいな株を保つには、終わった花がらをまめに摘み取ることが大事ですが、種を採りたい場合は、終わった花をそのままにしておきます。