日産の社員1万人削減は必然、赤字体質へ

2019.7.24

こんにちは、MIZ です。いつもお疲れさまです。

日産が1万人規模の人員削減を計画しています。今から2ヶ月前の5月には「4800人」と公表していたのですから、数字を2倍に増やしたことになります。当初の見立てが悪かったのか、それとも世論の印象をコントロールするために、あえて第一報を控えめな数値にしたのかは、わかりません。確かなのは、これから日産はリストラを遂行していくということです。

カルロスゴーンのカリスマによってブランドを維持してきた日産にとって、ゴーン当人が逮捕されてしまったことは、かなりのイメージダウンでした。それまで日産車の購入を計画していた人の中には、「日産の車を持っていてもカッコ悪いし、サポート体制が悪くなるかもしれないから、トヨタの車にしよう」と考えを改めることになった人も少なくないはずです。

さて、カリスマ経営者の不祥事によって、消費者の心理が日産者を嫌気する向きになり、業績が悪化している現在の日産。すっかり負のスパイラルにハマっているといっても過言ではありません。

この流れは、簡単に止められるものではありません。車が売れなければ、会社に入ってくるお金は減りますので、営業利益は下がります。利益が下がり続ければ、サポート体制の質も落ちていくでしょう。自動車産業は、社会的インフラを担っていると同時に、娯楽の要素も含んでいます。ただ商品の価格が安ければ良いというのではなく、所有していて愉快な気持ちにならなければいけません。言い換えるなら、所有していて少しも不愉快な心持ちにならないのがユーザーにとっての理想です。日々のニュースで連日「日産、業績低迷」みたいなことが報じられるのは、ユーザーにとって不愉快でしかありません。

最悪なのが、リコールが起きた時にその代金を利用者に払わせるような体勢です。(三菱自動車がそうでした。)リコールの代金をメーカーが負担するのは、購入者の感覚からすれば当然なのですが、実際のところはそのときになってみなければ誰が負担するのかはわかりません。日産自動車の経営がこれからも悪くなり続ければ、リコールの代金をユーザーに負担させることにもなりうるでしょう。

一旦お金回りが悪くなると、これを修正するのはかなり困難なことです。莫大な設備を運用している超巨大な日産ほどの組織ならなおさらです。

ところで、以前カルロスゴーンがやったのは、赤字企業というイメージを修正するべく自らがメディアに露出し、周囲のイメージをすっかり改めてしまったということでした。そして、CEOという権限をフルに活用し、組織の構造にメスを入れました。ゴーンは、以前ミシュランで仕事をしていて、企業イメージを改める方法を知っていました。

こうなってくると、今の日産に必要なのは、企業のイメージを刷新できるゴーンのようなカリスマの存在なのですが、はっきりいって、ゴーンという人物は企業の体質を抜本的に改めるための能力を多分に併せ持った超超超レアな人物でした。私は、日産に勤めていたわけではありませんので、この会社の人事のことについてはよく知りませんが、それでも、現在の日産にゴーンのような才能がいるとは到底思えません。

だから、これから日産の業績は、低迷し続けるはずです。

日本の自動車メーカーは、なんだかんだで、トヨタ一強になっていくのかな、と思います。

え? MIZ は何の車に乗っているかって?

私は、現在車を持っていません。以前はトヨタのカローラを持っていました。カローラは所有していていい気分になれる車でした。日産の車を持っていたこともありました。今回の記事が「日産をディスって、トヨタを持ち上げる内容」になってしまったのは、自身の自動車体験が原因かもしれません。

以上です。

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