任天堂の時価総額を計算したら「3000億円」だった!今は買い時じゃない!

今回は、任天堂について書いていきます。

任天堂といえば、ゲーム制作会社ですね。スーパーファミコンやゲームボーイを国内で大ヒットさせました。只今は、「ニンテンドースイッチ」が有名です。商品名に「ニンテンドー」と明記しているところが、ブランド作りに勤しんでいるようで、健気ですね。

直近では、「大乱闘スマッシュブラザーズ(以後、スマブラ)」が大ヒットしたといいます。100万本売れたとか。(ヤフーニュースで見ました。)本当かどうか知りませんけれど、事実だとすれば、「スマブラ」だけで、700億円もの売り上げがあったことになります。とんでもない売上ですよね。儲かっているのでしょう。公式ホームページによりますと、スマブラ(スイッチ)は、「1200万本」売れたとなっております。他のタイトルも似たような数字です。1000万本売るのが、「普通」くらいのニュアンスで数字が記載されております。売上はどういうふうに計算しているのでしょう。販売店に卸した数字がそのまま「販売本数」になるのでしょうか。ゲームは男気の商売といいます。本と違って、売れ残ったからといって、返品は一切なしです。

けれど、本日、ヤフーニュースによって知ったことは、「三菱UFJ銀行」が「任天堂株を売りたがっている」ということでした。これを見た私は、どうして? と思いました。だって、儲かっているなら、そのまま持っていた方がいいじゃありませんか。特に銀行は、融資先との関係を深めるために、株を持っているのですから。経営がうまくいっている会社の株を手放すのは不合理です。それとも、今の任天堂の株は、プロから見て「高すぎる」というのでしょうか。

そして、任天堂は、銀行が手放した株式を一旦譲り受けて、それから個人に対して販売するといいます。販売額は、自社と銀行との交渉次第で「未決定」です。

ところで、三菱UFJ銀行の経営状況は悪くありません。経常収益は順調に伸びています。株価は低迷しているものの、組織の経営は上手くいっています。米国経済が上向いていて、モルガンスタンレーが好調なのです。

どうして、任天堂株を手放すのでしょう。

事業概要

創業:明治22年9月

古いですね。明治22年といえば、1999年ですか。日露戦争が起きた頃です。そんな時分から商いを始めていたなんて。トランプを製造していたようです。

資本金:10,065,400,000円

「100億円」です。事業を展開するための「種」が「100億円」。

本社:京都市南区上鳥羽鉾立町11-1

京都の会社なのですね。知りませんでした。実は、私、この会社のことを調べようと思ったのは今回が初めてです。今までは、単なるゲームのユーザーでした。あるいは、今では任天堂が開発したゲーム機で遊ぶ機会はありませんので、ユーザーですらないかもしれません。でも好きですよ、スーパーマリオは。チャーミングじゃありませんか。

株式会社ポケモン

「株式会社ポケモン」っていう会社があるみたいです。ゲームだけでなく、アニメまで大ヒットしましたからね、ポケットモンスターは。ミュウツーとか、ピカチュウとかは、今の子供でも知っているくらいです。ロングヒットなカテゴリーですので、別会社にしてもいいくらいなのでしょう。

従業員数:5800人

「5800人」という数字は多いのでしょうか。きっと多いのでしょうね。ゲーム制作会社にしては「超巨大」なのでしょう。ところで、三菱UFJフィナンシャルグループは「11万人」です。この数字と比べると、少ないと感じてしまいますね。けれど、両社の従業員数を比較することは無意味です。

5800人て、やっぱり多いのでしょうね。

執行役員

10名。社長と副社長、監査役を除いて「10名」です。なんだか少ない気がします。まぁ、超巨大といっても、「住友化学」とか「商船三井」などとは組織の運営体制が根本的に違うってことですね。任天堂は、そんなに官僚的な組織ではない。

ところで、「古川俊太郎(任天堂の社長)」と「古田俊之助」って名前が似ていますね。こういうことが現実の世界では無数に起きているのです。どうしてつい先程の文章中で「住友化学」の名を挙げてしまったのかというと、きっと、「古田俊之助」さんの名前が記憶の片隅で引っかかったのだと思います。古田俊之助さんは、住友グループにおいて頂点まで登り詰めた方です。着任が1941年ですので、今よりも以前の事ですね。

海外拠点

日本だけではなく海外にも、会社があります。アメリカ、ドイツ、カナダ、フランス、ベネルクス(欧州にある小さな三国です。)、スペイン、ロシア、オーストラリア、韓国、香港。

さまざまな国でも活動しているのですね。国内だけかと思っていました。ちなみに、国内は、京都と東京のみです。

経営ハイライト

売上は順調に伸びている、というか、数年前の倍になっています。けれど、自己資本比率は低下しています。その数年前は「90%」だったのが、ぐんぐん降下中で、現在は約「80%」。任天堂といえば、財務体質が健全な会社と聞いていましたが、近年はその体質が揺ぎつつあるようです。

地域別売上

前年と比べて、米国、欧州の売上げが、「2倍」です。これによって、組織全体の売り上げが「1兆円」を超えました。国内だけで販売しているわけじゃないのです。むしろ、米国と欧州の方が、日本より数字が高い。2年前まではそれほどでもなかったのですが、30年度は爆発的に増えています。

そして、今年度は、前年と比べて伸び率が低い。

前年が、「175%」(大会社にしては驚異的な数字です。)

今年度が、「16%」

純利益

は、増加中です。この調子で行けば、今年度は

「2000億円」

以上になります。

バランスシート

みなさん。特に、今まで任天堂のバランスシートを見たことがない方。これから任天堂の貸借対照表(バランスシート)をご覧になったら、「えっ?」ってなりますよ。前評判どおりです。

普通、貸借対照表といえば、2ページか3ページに別れるものじゃありませんか。いろいろと細かい項目があるので長くなるのです。

それが、任天堂の場合は、

「1ページ」

なのです。変でしょう?

財務体質が健全とはよく言ったもので、「負債が少ない」のです。まず、銀行から融資を受けていない。長期的(期限のない)な債務は退職金くらいです。

税金(損益計算書)

気になるのが、「税金」です。これさえなければ、純利益は「1。5倍」(+1000億円)です。どの会社も同じようになるのでしょうけれど、任天堂の場合は、財務諸表が非常にシンプルなので、「これさえなければなぁ」と思ってしまうのでしょう。利益率は高いと思いますよ。「10%」を軽く超えていますから。

で、いくらなのか(時価総額)

まぁ、私はゲームをしませんので、そもそも任天堂株を持つ気はないのですがね。いくらなのかといいますと、純利益が年間「2000億円」で、配当性向が「30%」。ゲーム業界は先が読めませんし、「5年」所有することとして、計算式は、

「2000」×「0.3」×「5」

です。

産出された値は「3000」。よって、私にとって、任天堂の時価総額は「3000億円」です。

実際の値より低そうな気がします。低いに決まっているじゃありませんか。そんなもん。ヤフーファイナンスを見なくたって計算できますよ。時価総額は、発行株式数が「1億株」、100株あたり「200万円」ですから、「2兆円」以上でしょう。

実際の値は

「4兆2000億円」

でした。

ほら、「2兆円」以上だったじゃありませんか。

保有資産である現金が評価されすぎているのですよ。業績が上向く前提なのです。けれど、任天堂の場合は、実績がありますもんね。今まで無借金体質だったのです。これからもそう簡単に悪くなることはないだろうと思われています。

それにしても、「4兆円」って、高過ぎじゃありませんか? 三菱UFJフィナンシャルグループが「8兆円」なのです。どうしてゲーム会社がこの大銀行の約半値ということになるのでしょう。変ですよ。

みなさん(特にゲームをなさらない方)、今任天堂の株を買うのはよしましょう。