みずほFGの時価総額を計算したら「1兆8000億円」だった。買えない。

今回は、みずほ銀行について書いていきます。

公式ホームページによると

沿革

(下文、HPより抜粋)
1999年12月:第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行による、全面的統合に関する契約の締結

山一証券が倒産した数年後に、誕生しました。「護送船団方式」が崩壊した時分です。今まで方法が通用しなくなりそうなので、銀行同士が合併します。

そして、

(下文、HPより抜粋)
2000年9月:みずほホールディングス設立

同時期に「みずほ」という名称が付いた「信託銀行」と「証券会社」も設立しております。そうして、これら会社は現在「みずほFG」に含まれております。「みずほFG」の株を買うということは、証券会社の株を所有することでもあるということです。

宝くじ業務開始

みずほ銀行といえば、宝くじを思い浮かべる人は多いと思います。どういうふうにこの宝くじがみずほ銀行の収益になっているかは不明ですが、少なくとも赤字ではありません。しかし、売上は減っているみたいです。今は宝くじが流行らないような時分なのかもしれません。好調な時もありますが、不調なときもあります。ただ、「宝くじ」大昔からありますので、急に消滅することはないでしょう。

(下文、HPより抜粋)
1945年:日本勧業銀行(後の第一勧業銀行)が宝くじ業務を開始

日本勧業銀行が「宝くじ」を始めたのです。戦後間もないときに。それにしても、「1945年」とは、戦後にしても早々です。店頭でひそやかに販売したのでしょう。

システム障害

(下文、HPより抜粋)
2002年4月:「みずほ銀行」「みずほコーポレート銀行」が発足し、営業初日に大規模なシステム障害が発生。ATMの一部はストップ、お客さま口座からの二重引落しや支払誤記帳、公共料金等の口座振替の遅延は250万件に上り、システム障害を収束するまでに数ヵ月を要した。

システム障害は近年に始まったことではないのですね。上の例は近年の「個人情報漏洩」よりも重大かと思います。あえて公式ホームページに記載してあるところが正直で好感を持てます。けれど、「個人情報漏洩」については、記載がありませんでした。また起こるのでしょう。

貸借対照表(連結)(2018年3月末時点)

資産の部

純資産:9.8兆円

貸出金:79.4兆円

有価証券:31兆円

総資産:205.0兆円

負債の部

預金(譲渡性預金を含む):136.4兆円

三菱UFJと比べると、全体的に数字が低いです。

三菱UFJの場合は、

貸出金:108兆円
預金:170兆円

ですから。

でも、全体のバランスは似たようなものです。ということは、このまま時価総額の適正値を算出をすると、また市場の値と大きくズレてしまうはずです。まぁ、そこは、少し気になりますよ。でも、自分なりに物事を考えて、その結果になるのなら仕方がありません。そして欲しくなったら、買います。

損益計算書(2019年第三四半期)

経常収益

2019年:2兆8000億円(前年度比、6。8%アップ)
2018年:2兆6800億円(前年度比、11%アップ)

収益は増加しています。伸び率は悪化しています。

経常利益

2019年:5400億円(前年度比、15%ダウン)
2018年:6400億円(前年度比、11%アップ)

今年度は減益です。前年の調子が良すぎたのかもしれません。とはいえ、ここ5年ほどは不調なようです。

純利益

2019年:4000億円(前年度比、13%ダウン)
2018年:4700億円(前年度比、5%ダウン)

純利益は徐々に減っているようです。この調子でいくと、赤字ですね。

自己資本比率

2019年:4.3%

低いですね。「三菱UFJフィナンシャルグループ」は「10%」を超えているのに。ここが大きな違いですね。いくら銀行は他人資本から成り立っているといっても、自己資本はそれなりに大事でしょう。

前年より「4兆円」減っております。まぁ、有価証券全てが「株式」なわけありませんから、どう評価したらよいのでしょうね。銀行の収益って、「貸出金」による利息がメインでしょう? 貸出金には価値があるのです。で、私はここで、「証券」には価値があるのか、と思ってしまうのです。価値があるから持っているのでしょうが、投資家から見て、それは「いくら」になるのかというと、この数字を算出するのには困ってしまいます。いくらなのでしょうね。

思い切って、今回は「0円」にでもしましょうか。経営が傾けば、銀行にとっては有価証券なんて無価値です。そもそも、証券会社なら、ディーリングをする「種」になるでしょうが、銀行の場合は、そうならない。

で、いくらなのか(時価総額)

純利益が年間で「6000億円」で、配当性向が「30%」。この会社の株を「10年間」保有するなら、計算式は、

「6000億円」×「0.3」×「10」= 18000

算出された値は「18000」です。よって、私にとって、みずほ銀行の時価総額は「1兆8000億円」です。

市場価額よりも低いかと思います。

で、ネットでチェックしますと、

「4兆4000億円」

でした。

収益は出ております。リーマンショック直後は赤字でしたが、それ以降は黒字続きです。経営は問題無さそうなのですが、自分にとって縁のない会社なので保有期間が短くなり、これによって評価額も小さくなってしまいました。

(証券コード:8411)