自作PCの「メリット」「デメリット」自分に向いているかを考える

デジタル家電

新品市場

普段何気なく操作しているパソコン。高性能であれば、どんなソフトを入れても、問題なく動作するでしょう。

便利っていいですよね。

しかし、小さな商品でも、最新ならば10万円くらいは軽くするのがデジタル家電の市場です。

大体の人にとっては、デジタルにかけられる予算は生活費の範囲内です。働いて得られる賃金のうちから、ITに充てられる金額はかぎられています。この記事をご覧になっている方もそうですよね?

高性能のマシンは高額なのです。そして最新の商品は高い。PCにだけ湯水のようにお金をかけられるのなら、迷うことなく最新のマシンを選択してもよいでしょうが、そうするわけには行か内でしょう。。

  • スマホ(10万円)
  • タブレット(10万円)
  • ノートパソコン(10万円+α万円)

ざっくりとした計算になりますが、3点揃えると、約30万円です。そんなにありえない計算ではないでしょう? また。実際に買うとなると周辺機器も追加で購入するかもしれませんから、さらに高額になるかもしれません。

とにかく、そんなお金、払えない。

中古市場

中古市場はどうなっているのかというと、10年前に発売されたモデルは、

  • スマホ(3000円)
  • タブレット(?)
  • ノートパソコン(5000円)

多めに見積もっても、3点合わせて2万円以内で揃えることが出来ます。最先端の商品とは比較にならないくらい安いのです。

ところで、10年前の商品が役に立つのか、ということなのですが、問題なく、大活躍します。というか、最先端とどこが違うのかわからないくらい、テキパキとデータを処理します。

古いからといって、最新式の商品よりも性能が劣るかといえば、そうではありません。物を手に入れる前に、自分が何をしたいのかよく考えて、ゆずれない性能を見出せば、中古品の中にでもきっと自分に適した商品があります。事前に何もかも調べておくのです。

「自作PC」という選択

けれど、不安ですよね? 中古品なんて。そういう方には、自作PCがおすすめです。

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みなさんも自分のマシンについて、求める機能はありますよね? それはあってよいことだと思います。それがあるからマシンを使うのが面白くなるのですから。研究にも精が出るでしょう。

メリット

長い目で見ると、自作PCは悪くない選択です。

メリットは、

  1. 実際にパーツに触れることができる
  2. 自分に必要な機能だけを選択できる
  3. OSのアップグレード(メーカーによるサポート)を気にしなくて済む
  4. 古くならない
  5. 金輪際、高額なマシンを購入しなくて済む

1.実際にパーツに触れることができる

実際にパーツに触れることが素敵な体験となるはずです。そのうちに、「ああ、こういうことか、とわかるようになります。」最新のマシンも中古品も同じに見えるようになるのですね。どの商品も違うのは外観だけで中身はみな似たようなものだとはっきりと認識できます。

2.自分に必要な機能だけを選択できる

そうして、いらないものが少ないので、ストレスなくマシンを操作できます。

3.OSのアップグレード(メーカーによるサポート)を気にしなくて済む

OSについては、始めは「Windows」をインストールすることになるかもしれませんが、慣れてくると別の案が選択肢に加わります。それは無料OSをインストールすることです。困ることはいろいろとあるでしょうけれど、少しずつ操作を覚えていく過程の中で、コンピューターに関する知識が増えていきます。とても面白いところです。

OSに縛られなくなったなら、メーカーのサポートを気にする必要がなくなります。ニュースなどで、「○○年にサポートを終了します」とかいう一文がありますよね。これを機会に、今までそのOSを使い続きてきたユーザーはPCの買い換えを検討し始めます。なぜなら、これからもそのOSを使い続けていればいずれ、今まで使えていた便利なアプリケーションが使えなくなるからです。インターネットブラウザには「お使いのブラウザは古すぎます」とか表示されるようになるのです。文章を作っても、最新式のマシンと互換が図れず、通信するのに手間がかかるようになります。

4.古くならない。

どうして古くならないのかといえば、マシンを外観でなく、中身(性能)で見るようになるからです。マシンは日ごとに様々な商品が開発されていますが、本質的な性能は変わっていません。計算し、データを保存し、通信する。以上です。一旦自分のお気に入りが完成すれば、これにとって代わるものは中々現れないでしょう。

5.金輪際、高額なマシンを購入しなくて済む。

これについては言葉の通りです。自分の組み立てたマシンが大好きになるわけです。自作PCって、世界に一台だけしか存在しないPCじゃありませんか。これが自分のお気に入りになってしまえば、家電量販店に置いてある一台10万円以上もするPCを欲しいとは思わなくなりますよ。たとえば、14万円もするノートパソコンなんて、冗談としか思えなくなります。

デメリット

もちろん悪いところもあります。

  1. PCケースが大きい
  2. 1台目は失敗する
  3. 時間に余裕がない人には向かない

1.PCケースが大きい

PCケースはコンパクトな方がいいですよね。できるならノートパソコンのようにスリムな形がよろしいかと思います。そして、PCケースの中にはコンパクトな商品もあります。「おもちゃPC」と呼ばれるくらい外観がかわいらしくて、持ち運びやすそうなものもあります。いろいろあるのですね。

とはいえ、そういうコンパクトなケースは増設しにくいのです。HDDを追加しようとしても、追加できない。なぜなら、マザーボードの機能が制限されるからです。PCケースが小さいと、あとから機能お追加したい時に困ります。

将来のことを考えると、PCケースは大きくなるのが普通だと思います。

2.1台目は失敗する

事前にあれこれ考えたとしても、出来上がるマシンは理想とかけ離れたものになるでしょう。

パーツから組み立てていくと、上手くいかないことが起こります。もしかすると、手元に届いたパーツが欠陥品(初期不良)ということもあります。ただ、そういうトラブルを回避するための考え方があるのですね。

それは、「失敗したとしても、販売店の人に文句を言わない」というメンタリティーです。返品もしない。ちょっと不具合があったら販売店の人に文句を言えばいいや、という考えが、設計段階でのミスにつながります。製品の外箱には、「メーカー保証、〇年」と記載されてあるでしょうが、そういうものは単なる意思表示だと心得るべきです。

実際に不具合があったとして、販売店やメーカーに電話をかけると、一応は電話に出てくれるでしょう。もしかすると、交換してくれたり、返金してくれたりすることもあるでしょう。けれど、そういうことをする人は、自作PCの世界では「下手くそ」な部類に入ると思います。

長くやっていれば初期不良はあるでしょうけれど、そう頻繁にあるものではないと思います。ほとんどはよくできている製品ばかりです。それなのに、「使えない」というトラブルが発生するのは、自分が情報を読み違えていたということです。

商品を購入して、そのアイテムが期待どおりに使えなかったときには、本当に腹が立ちますよ。むしゃくしゃします。けれど、そこでサポートセンターまで電話をかける人は、ただの「寂しがり屋」です。上達したければ、沈黙を守ることです。

3.時間に余裕がない人には向かない

いいところずくめの自作PCですが、ケアには時間がかかります。組み立てる前には本屋(古本屋)などでパーツの雑誌を買った方がよいでしょう。古いものでも構いません。むしろ、古いほうが、パーツの本質を知るためには良いかもしれません。

とにかく時間がかかります。忙しいビジネスマンには不向きです。朝早く家を出て、帰ったら風呂に入って、夕飯を食べて、寝るだけ、休日は資格の勉強、みたいな生活をしている人にとっては難しいと思います。経験上、私にはわかります。

ですが、時間に余裕のある人にはおすすめです。

1台目は不満足な結果となるでしょうが、「2台目以降」はもっと自分の性分に適したマシンを作れるようになります。ここが自作PCの面白いところです。だんだん理想に近づいていくのです。

私の失敗

まず、私の失敗談をご紹介しますね。後学のために、書かせていただきます。

グラフィックカード

1台目は、不安だったので、とにかく無難なパーツを揃えました。グラフィックカードも買いました。本当に、馬鹿ですよ。いま考えれば、馬鹿以外のなにものでもありません。けれど、そのときは必死で、一生懸命考えて「これだ。」と思って買ったのが、一個1万円以上する高性能グラフィックカードでした。そんなもん、オンボードで十分なのに。「マザーボードにグラフィック機能がついている」のに、そんなものを買ってしまったのです。

返品? しませんよ。自分の過失じゃありませんか。

それで、どうなったか。数年後にパーツショップへ行って売りましたよ。値段は覚えていません。たぶん数百円です。

静音設計

また、印象に残っているのが、「静音設計」と謳ってあったPCケースが「爆音」だったことです。ファンの音がうるさくてしようがない。自分の扱い方がまずかったのかもしれませんが、とにかく購入前に想像していたものとはえらく違っていました。その時使っていたノートPCの方が断然動作音が静かなのです。(ノートPCは静かでよいですね。本当に。)

1台目については、全てのパーツが「Poor(不十分)」だったとしか言いようがないくらいです。とにかく無駄な物ばかりでした。そして、トータルで24万円以上かかりました。ほんと、馬鹿ですよね。

2台目(8年後、現在)

で、現在使っているPCは、2台目なのですが、今のところ何の問題もなく動作しております。「低価格のロースペックPC」という主題で取り組みました。よくあるテーマです。なるべくお金はかけたくない。でも一応、ネットで調べものをしたりショッピングを楽しむことができるくらいの性能はほしかった。ゲームはやりませんので、グラフィックは最低限でよく、ディスプレイは10年前に製造された中古品を買いました。

グラフィックカード? 買いませんよ。そんなもんは、オンボードで十分です。

CPU? これもオンボードで十分です。笑

金額はキーボード抜きで、2万円くらいだったかと思います。キーボードが1万8000円ですので、合計で約4万円。

「24万円 → 4万円」

結構な要約でしょう? 一台目の失敗からキーボードだけは高性能がよい決めておりました。たぶん、みなさんがお使いのキーボードとはわけが違いますよ。本当に使いやすいのですから。それにしても、1台目はひどかった。キーボードもひどくて、入力にくくて仕方がありませんでした。仕事に影響しますよ。キーボードが悪いと。

おすすめキーボード「HHKB」について、もう少し知りたい方はこちら

けれど、今考えると、1台目の失敗があったから、今のキーボードを入手することができたと考えることもできます。失敗は悪いことばかりではないということですね。そういうメンタリティでやっていくことが、やがて大きな成功につながるのだと思います。

高性能だとどうしていけないか

高性能なマシンって便利ですよね。初めから何もかも備わっています。

しかし、私は高性能パソコンについて、良い印象を持っておりません。

「困らない」

これがいけないのです。

困らないから、調べない。だから、知識が身に付かない。パソコンに詳しくなりたければ、困ることを恐れてはいけないと思います。ロースペックなマシンを入手すれば、すぐにできないことはいろいろと発生するでしょう。けれど、そんなものは、調べれば解決する事項がほとんどです。そうして、調べることを重ねるうちに、段々コンピュータについて詳しくなります。親しくなると表現してもよいかと思います。

「できない」→「困る」→「調べる」

この繰り返しです。現時点で、調べてわからなかったことでも、その時調べた情報が知識の土台となって、後から問題が解決ことだってあります。

だから、困ってよいのです。

安さを求めるなら

価格の安さを追求するなら、中古市場にある最新OS(Windows)の入ったマシンに勝るものはありません。5000円で買えます(ただし、ディスプレイとキーボードは付きません)。しかも、そのマシンは快適に動くそうです。

次はどんな商品を買おうか。迷いますよね。選択肢は無数にあります。

しかしながら、自分に最適な形はあるはずです。それはもしかすると「自作PC」かもしれません。あるいは、家電量販店にある最新の「ノートPC」かもしれません。

いろいろあっていいと思います。生活環境が違えば、「必要」にはいろいろな形があるでしょうからね。

まずは「自分の生活環境を観察すること」が大事だと思います。そうすれば、「必要なアイテム」は何となくわかるはずです。

失敗しても私は責任をとれませんので強烈にはプッシュできませんが、時間のある人には、「自作PC」にぜひチャレンジしていただきたいです。面白いですよ。いいマシンを作り、これを使っている時には最高の心持ちになります。なので、時間のある人は、ぜひ挑戦してみてください。