Helloween ー King For A 1000 Years ー Lyrics(歌詞)和訳、解説付き

Lyrics

” King For A 1000 Years “

[ Music : Andi & Weikath & Markus & Sascha & Dani, Lyrics : Andi ]
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Forgotten in his reign of shadows
Banned forever
One thought
The lord of the evil
Was given name and place of the seventh sea
Shelter of the seventh key
Who was betray us?
I guess You know
There would be more than one name to name
Now he whose name is many searches for the one
The one strong enough to survive
As his terrestrial hand
Enticement and promise will crown the king
A puppet on a string
For a thousand years
So they sing

Wouldn’t it be nice
To plunder with your eyes
Whatever there’s for you to see
Is yours to be
Let me be there
Just tell me you don’t care
Just say you pay me afterlife
However high the price

I know your secrets
I know it all

I know your secrets
I see the hidden without light
I am your sickness
Bitting you right behind your eyes
Don’t try to kill me
I cannot die, a death you know
You and I will be
Heaven above and hell below

Brother, believe me
Father, conceive me
Brother, believe me
Perceive me

Time will be a turning wheel
We shove or retard
Time will a toy
Time we will enjoy
Say you want to live forever
Minus one day
Say you will obey and I

I will show – I will show
I will show your Reign of gold
And I will show – I will show
I will show you friend and foe

Wouldn’t it be nice
To reign and to decide
Whatever there’s attracting you
Will give its due to you
Let me be there
Just say you want to share
A power no one will withstand
Just be my human hand

I know your secrets
I know it all

I will show – I will show
I will show you Reign of gold
And I will show – I will show
I will show you friend and foe

( guitarsolo : sascha, weikath, sascha, weikath, markus )

No believers, all deceivers, no illusion, executions
Alienation, elimination, chaos, no exoneration
No believers, all deceivers, no illusion, executions

( guitar : sascha )

We are King For A 1000 Years
We are king of a million tears
We’re the ones who bring desire
Binding their greed and fears
We are king of fallen men
We are keepers of the damned
Turning hope into obsession
We are the king
We are The King For A 1000 Years

Ages of fire – Aeon of darkness, fear and hate
Wake up my creatures
Stand up you bringers of man’s fate
No one can kill us
We cannot die, a death one knows
Mankind is sleeping
My victory near, their end so close

I know their secrets
I know it all

( guitarsolo : twin, weikath )

Goodbye sorrows
Borrow me your hand to turn the key
Release me – Believe me
Goodbye sorrows
Never more you have to fear futurity
Goodbye sorrows
Borrow me your hand to turn the key
Conceive me

Time will be a turning wheel
We shove or retard
Time will a toy
Time we will enjoy
Say you want to live forever
Minus one day
Say you will obey and I

I will show – I will show
I will show your Reign of gold
And I will show – I will show
I will show you friend and foe

We are King For A 1000 Years
We are king of a million tears
We’re the ones who bring desire
Binding their greed and fears
We are king of fallen men
We are keepers of the damned
Turning hope into obsession
We are the king
We are The King For A 1000 Years

( guitarsolo : Sascha )

和訳

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「傀儡(かいらい)王」

影の王国にて忘れられた(こと)
永遠に禁止された(こと)
ある者は思った
悪の王は名前を与えられた、七つの海がある場所をも、七つの鍵の保管場所さえも
誰が、私たちを裏切った?
私が推測するに、あなたは知っている
名前を次々に替えていったのだろう
今、名前を持った彼は、ある者を探している、生き残れるほどの強者を
誘惑と約束が王に冠を与えるだろう
1000年ものあいだ、糸に繋がれている人形
そして、彼らは歌う

目視するだけで略奪することができたら、よくないか?
目に映るものはすべて、あなたのために存在している
私をその場所にいさせてくれ
聞かせてくれ、あなたは大丈夫だと
言ってくれ、私に、死後の人生を捧げると、どんなに高く(値が)付いたとしても

私は、あなたの秘密を知っている
私は、その、すべてを知っている

私は、あなたの秘密を知っている
私は、隠されているものを見ている、光りなしで
私は、あなたの病気
あなたに噛みついている、あなたの目の届かないところで
私を殺そうとしてはいけない
私は不死身、あなたの知っている死神なのさ
あなたと私は、天国よりも高く、地獄よりも低いところに、いるのだろう

兄弟よ、私を信じてください
父よ、私を受け入れてください
兄弟よ、私を信じてください
私を受け入れてください

時間は、車輪のように回転するだろう
私たちは、押し進むか、後退するか
時間は、オモチャになる
私たちが楽しむ時間
言ってみよう、「永遠に生きたい、ある日(死ぬ日)の前日まで」と
言ってみよう、「自分は従う」と、そして私は、

私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、黄金の王国を、見せよう
そして、私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、友と敵を、見せよう

あなたに義務を与える素敵なものすべてを、統治し、決定できたなら、よくないか?
私をそこにいさせてくれ
言ってくれ、誰にも耐えることができない力を、人間の力として、共有したい、と

私は、あなたの秘密を知っている
私は、その、すべてを知っている

私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、黄金の王国を、見せよう
そして、私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、友と敵を、見せよう

( guitarsolo : sascha, weikath, sascha, weikath, markus )

信仰者はいない、みんなが詐欺師、幻想はなく、処刑は・・・
疎外、排除、混沌、免除はない
信仰者はいない、みんなが詐欺師、幻想はなく、処刑は・・・

( guitar : sascha )

私たちは、1000年ものあいだ、王
100万もの涙の、王
私たちは、野望の配達人
彼らの欲望と恐怖を、統括している
私たちは、堕落した人間の王
私たちは、腐敗した世界の守護神
希望を脅迫観念に変える
私たちは、王
私たちは、1000年ものあいだ、王

炎の時代、暗黒、恐怖、憎悪の分子が、(私の)生き物たちの目を、覚まさせる
立ち上がろう、あなたは人類に運命(破滅)もたらす者
誰も、私たちを、殺せない
私たちは不死身、ある者が知っている死神さ
人間たちは、眠っている
私の勝利は近く、彼らの終わりは間近に迫っている

私は、あなたの秘密を知っている
私は、その、すべてを知っている

( guitarsolo : twin, weikath )

悲しみよ、さよなら
私に、あなたの手を貸してくれ、鍵を回すために
私を解放してくれ、私を信じてくれ
悲しみよ、さよなら
これ以上、あなたは未来に怯えなくていい
悲しみよ、さよなら
私に、あなたの手を貸してくれ、鍵を回すために
私を、受け入れてくれ

時間は、車輪のように回転するだろう
私たちは、押し進むか、後退するか
時間は、オモチャになる
私たちが楽しむ時間
言ってみよう、「永遠に生きたい、ある日(死ぬ日)の前日まで」と
言ってみよう、「自分は従う」と、そして私は、

私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、黄金の王国を、見せよう
そして、私は、見せよう、私は、見せよう
私は、あなたに、友と敵を、見せよう

私たちは、1000年ものあいだ、王
私たちは、100万もの涙の、王
私たちは、野望の配達人
彼らの欲望と恐怖を、統括している
私たちは、堕落した人間の王
私たちは、腐敗した世界の守護神
希望を脅迫観念に変える
私たちは、王
私たちは、1000年ものあいだ、王

解説

説明するべきことはいろいろとあると思うのですが、まず初めに言わなければならないのは、この曲は、悪の側から語られている物語、だということです。だから、「we」とか「us」といった代名詞に置き換わっている主体は、本文中にては、悪役だということです。

ちなみに、ナレーションは人間側の立場で語られています。裏切りの者は、人間側のキャラクターであり、であるからに、「Who was betray us」の us は、人間(あるいは、その他の生き物)です。

また、ナレーション中にて登場する、「he」「they」といった代名詞は、悪側の世界のキャラクターです。he とは King for 1000 years (傀儡王)のことであり、つまり  1000年ものあいだ、邪悪な世界を統治していた者です。(あるいは、これから1000年ものあいだ、地球を支配する、という意味かもしれません。The Invisible Man の歌詞には、これから1000年間、悪が世界を支配する、と書かれてあります。The Invisible Man ←詳しくはこちら)そして、they とは、悪の手下たちのこと。悪の手下たちがこの曲を歌います。悪の世界のキャラクターがみんなで合唱するのです。

紛らわしいのは、「friend(友)」「foe(敵)」という言葉の解釈です。友とは、悪の世界の住人のことであり、敵とは、人間のことを指します。紛らわしいでしょう?

文句をいうならアンディに言ってくださいね。歌詞を書いたのは、アンディです。

とはいえよくできている歌詞です。すばらしい。相当なプレッシャーがかかっていたにもかかわらず、ここまでの歌詞を書くとは、凄いと言わざるを得ません。前作までの流れを汲みながら、その流れに逆らわないように、今度は、悪のサイドから見た世界を描いているのです。Part 1 & 2 は正義の側から語られた物語でした。もしかすると、アンディーにとって Part 1 & 2 は、打倒するべき作品だったのかもしれません。

ストーリーは、悪が打倒されずに終わります。つまり、この曲は、悪が復活したことを説明するための序文に過ぎません。エピローグといってもよいでしょう。ここから新たな物語が始まるという、説明なのです。

アルバムに付けられたタイトル「Legacy」に対して忠実な歌詞であるといえるでしょう。特に邦題の付け方は見事だと思います。新章とは、この曲のイメージにピッタリの日本語です。

感想

ストーリーの構成が見事だし、メロディーもよくできていて、すごく聴きやすい曲です。個人的には、4つの大作(Halloween, Keeper of the Seven keys, Occasion Avenue、と King for a 1000 years)の中で1番好きな曲です。理由を説明するのは、なんだか変かもしれませんけれど、あえていうなら、曲がポジティブなエネルギーで満ちているからかもしれません。悪の側から語られている歌詞なのに、ポジティブなエネルギーで満ちているなんて、間違っているのかもしれませんが、まぁ、それは、現在の Helloween がポジティブな楽曲を求めているからこういう楽曲になったのでしょう。

Halloween と Keeper of Seven keys は素晴らしい曲で、ライブで聴くとすごく感動してしまう曲でもありますが、家で聴くためには、曲の世界が、緊張していて、息が詰まりそうな心持ちになってしまいます。

Part 2 の Keeper of the Seven keys なんて、主人公が、ヘトヘトに疲れている様子が、メロディーを通して伝わってきますよね?  歌詞を見れば、初めの方の歌詞で、 既に、「戦いの後で疲れていても、」という説明があります。冒険に出かける前からヘトヘトなのです。野村證券の営業マンのように。

しかしながら、この King for the 1000 years、ライブでは、大して盛り上がりません。Halloween とか Keeper of the Seven keys の方がよっぽど盛り上がります。(特に Halloween はすごいですね。会場全体が、待ってました!という雰囲気なります。)カイ・ハンセンと共に日本に来日した時のライブにて King for a 1000 years の演奏が始まった時には、喜んでいるのは、自分くらいなのではないかと思ってしまいました。でも、すごく、感動しました。生で聴けてよかったと、ライブに行ってよかった、とすら思いました。

運が良ければ、また生で聴けるかもしれません。

もしも、この曲が好きだ、という方がおられましたら、お手数ですが、どうか、お気軽にメッセージをお願いします。そうすれば、もしかすると、関係者にメッセージが届いて、もう一度、ライブで聴けるかもしれません。

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