アクシアルリテイリングの時価総額を計算したら「300億円」だった。今は高すぎる?

今回は原信について書いていきます。

「アクシアルリテイリング」ですね。

原信といえば、新潟発祥のスーパーマーケットです。出店する時は、店舗を一から建設します。もしかすると例外もあるのかもしれませんが、私が実際に行ったことのあるお店は、全て原信らしい、新しくて清潔な建物ばかりです。関東地盤のスーパーであるナルスと業務提携し、北関東にも商圏を広げています。

私の住んでいる地域にも原信はあります。売り場面積が広くて、通路幅が他のスーパーより広い。そして、セルフレジが導入されています。セルフレジといえば、首都圏では当たり前かもしれませんが、田舎ではそんなに流行っていません。原信くらいですね。全ての手順をお客にしてもらうタイプのセルフレジを導入しているのは。

結構儲っていると思います。とにかく、店内が広くて、明るくて、買い物しやすいのです。

できるなら、毎日の買い物を原信で済ませたいくらいなのです。しかし、私がいつも利用するのは、近所にある「Vドラッグ」です。Vドラッグは安いのですが、食品の種類が少ない。置いてある野菜の種類といえば、じゃがいも、たまねぎ、にんじんのみです。とはいえ、Vドラッグは「ドラッグストア」なので野菜が少なくて、当たり前ですね。もっといろんな種類の野菜を食べたいですよ。たまには。

それで、たまに原信など普通のスーパーへ行った時には驚いてしまいます。なんていろんな食べ物が置いてあるんだろう、と。

規模で言えば、バローホールディングスの方が大きいでしょうね。バローはグループ全体で、800店舗以上のお店を営業しております。いくら原信と言えど、800店舗は無理でしょう。

設立:昭和42年8月

資本金:3,159,712,610円

「30億円」です。

本部所在地

原信:新潟県長岡市中興野

ナルス:新潟県上越市藤巻

原信とナルスは本部所在地が別です。もともと別の会社なのでこういうことになっているのでしょう。統合しないのには深い理由があるはずです。

物流センター

原信ナルス中之島:新潟県長岡市中之島
中之島物流センター:新潟県長岡市中之島
上越物流センター:新潟県上越市大字石沢字外新田
ナルス くびき物流センター:新潟県上越市頚城区西福島

物流センターは新潟県内のみです。長岡と上越のみ。それだけでやっていけるのですね。

ネットスーパー

ネットスーパーサービスを展開しています。すごい。そんなことまでやるのですね。配達料金が500円で、午前10時までに注文すると当日配送。対象地域は、離島を除く新潟県全域。恐ろしいサービスですよ、これは。現場はものすごく大変なことになっているでしょう。倉庫の中で店員が、4000アイテムの中から、一人のお客さんのために動き回るのです。

売上(2018年度):2300億円

やっぱり、バローよりも低い。バローの半分です。ただ、原信はスーパーマーケット事業のみですから、低くて当然ですね。そして、その分、財務諸表は読みやすいでしょう。気になったとして、買うならこちらになるはずです。なぜなら、わかりやすいからです。

経常利益:90億円

売り上げに対する経常利益は「3.9%」。これが高いのか低いのかはわかりません。バローと比較するわけにはいきませんしね。バローはコングロマリットですから。今回の後に、アルビスの財務諸表でも見れば、高いか低いかの判断はできるでしょう。たぶん、原信の方が高いはずです。

純利益:60億円

しっかりと純利益を出しているところが、上場企業らしいですね。

売り場面積拡張改装

そんな大規模な改装をやるんですね。原信のそういうところに驚かされますよ。なんというか、構造を変更しようとする態度が、すごい。

店舗数:129店舗(前年同期と変化なし)

新規出店しなかったのですね。どうしてなんでしょう。売り上げを増やすためには新規出店するのが手っ取り早い手段です。新規出店すれば、増収増益。簡単です。それをしないのは、物流が気になっているからだと思います。原信はPB商品を開発しているのですが、この商品を全店舗へ行き渡らせるには、それなりの物流能力が必要です。これが不足するのが目に見えているのでしょう。特にPB商品は陳列棚の中では「最安値」商品。頻繁に欠品するようでは、お客は離れていきます。

原信は物流に関して、深く悩んでおります。どうしてかといえば、以前実施していた運輸事業を取りやめているからです。近年のことです。上手くいってばかりではありません。

店舗閉鎖

群馬県にある2店舗が閉店しています。桐生市と太田市の「フレッセイ」です。やはり、アクシアルホールディングスの主戦場は新潟県なのでしょう。そして、近隣の県といっても富山県と群馬県では、全く違います。群馬県は山を超えなければいけませんから。大変なのですよ。特に冬は。

で、いくらなのか(時価総額)

利益剰余金

2019年12月:370億円

配当

年間、15億円。

経営は全く問題ありません。ただこれ以上商圏を広げるのは難しいから、バローのようにはなりません。「20年間」持つとして、

「15」×「20」=300

ということで、原信の時価総額は、私にとって、「300億円」です。

ここで、ヤフーファイナンスをチェックすると、

「800億円」

でした。(2019年2月24日現在)

私にとっては、「高過ぎる」ようです。やっぱりちゃんと評価されているのですね。原信。いいスーパーですもの。